RTL/ja

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Free Pascal ランタイムライブラリ (RTL)

ランタイムライブラリは、アプリケーションの環境依存部分を吸収するために生成したり、コンパイラがアプリケーションにインクルードしたりするのに使われる、いくつかのソースコードファイルです。 次の目的のために使われます:

  • ユーザーアプリケーションを実行する前に、ランタイムライブラリそのものを初期化Initialization するために使われます。
  • アプリケーションを初期化Initializationして実行 startupします。
  • 標準パスカル関数をアプリケーションに提供します。(例えば、WriteWritelnなどの標準関数 standard functionです。)
  • コンパイラのインラインinlineでは提供されない、(例えば特別な数学関数のような)ライブラリ関数library functionを提供します。
  • 拡張パスカル関数extended functionをアプリケーションに提供します。(例えば、ファイル変数file variableに外部ファイルexternal fileを割り当てるAssign関数など)
  • 標準パスカル関数や拡張パスカル関数のI/Oに対して、適切なローカルのリソースを割り当てます。(例えば、ウインドウシステム環境においては、Writeやwriteln文のファイル変数がウインドウを示すようになっているなら、そのように変更します。テキスト環境でターミナルを示す場合や、外部ファイルに割り当てる場合なども同様です)

RTLユニット

特にFPCが力を入れている、微妙に文法やライブラリユニットが異なる2つのコンパイラ、TurboPascal/BorlandPascalとDelphiの互換性をとろうとしていることや、FPCが多くのプラットホームをサポートしていることが原因ですが、部分的に機能が重複しているユニットが多くあります。

ざっと見通すには、ユニットのカテゴリを見るとよいでしょう。 それぞれのユニットの詳細な記述や含まれている関数などは、FPCの拡張文書である、RTLユニットリファレンスマニュアルを見てください。

RTLを使う

Unix ターミナル上で crtユニットvideoを使う上でのいくつかの問題は、Terminal & Fontsを見てください。

たくさんのAPIのある(Video/Mouse/Keyboard)ユニットや、Crt Unixユニットを見てください。KVM API and Crt futureのより大きな絵を見てください。

Windowsインターフェースユニットは、別途Windows API Unitsがあります。

Developing RTL

RTL development articles